撮影マニアックス

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花火と月

ひょんなことから親と親の友人達と共に大曲へ。「大曲の花火」こと全国花火競技大会を見ることになった。事前に「あれこそ素晴らしい花火大会だよ」と言われていたのだが、まさに同感。本当にとても良いものを見せてもらった。
ただ、当日はカメラ1台を現地に持ち込んだが、これは完全な失敗。打ち上げ場所が2カ所に分かれていて,交互に打ち上げられる毎にカメラの角度や画角を変える羽目に、加えて持って行ったサードパーティ製品のレリーズが現地で故障し、すべて2秒タイマーで撮影することに…。当方の事前の情報収集不足や機材選択のミスとは言え、撮影のコンディションとして最悪だったorz。
その中で撮影に成功した画像を掲載する。多少なりとも大曲の花火の美しさを感じて頂ければ幸いだ。


Canon EOS 5D MarkIIおよびCanon EF24-105mm F4L IS USM シャッター速度3.2秒 F11 焦点距離105mm ISO100
当初、持ち込んだEF24-105mmF4Lでは、打ち上げ場所から1.2kmの撮影ポイントで撮影するためには焦点距離不足ではと考えていたが全くの杞憂だった。


Canon EOS 5D MarkIIおよびCanon EF24-105mm F4L IS USM シャッター速度3.2秒 F11 焦点距離105mm ISO100
素晴らしい花火が打ち上がるたびに闇に包まれた地上からは歓声と拍手が沸き起こっていた。


Canon EOS 5D MarkIIおよびCanon EF24-105mm F4L IS USM シャッター速度5秒 F11 焦点距離65mm ISO100
広大な雄物川河川敷で打ち上げられる花火はまさに壮観だ。撮影ポイントは前述のようにかなり打ち上げ場所から離れているが、これ以上近い場所で撮影するにはより超広角レンズも必要になるだろう。


Canon EOS 5D MarkIIおよびCanon EF24-105mm F4L IS USM シャッター速度6秒 F11 焦点距離50mm ISO100 トリミング済
夜空を彩る大輪の華。なお、写真3枚目の下左側の赤い物体、同4枚目下左側の輝いている物体は、花火大会中に奥羽山脈から昇ってきた月齢19の宵待月。当日は正式会場ではなく、近隣の観望場所(もちろん公式)から撮影したが、偶然花火と月が同方向に見られる僥倖を得た。



Canon EOS 5D MarkIIおよびCanon EF24-105mm F4L IS USM シャッター速度1/10秒 F11 焦点距離70mm ISO100 トリミング済
花火と月。月の表面と花火を一画面に写し込むにはいろいろ方法があるが、当日は機材の故障で頭が回らず、写せたのはこれ1枚。次の機会にはぜひ撮影に挑戦してみたい。

余談
ちなみに復路は大渋滞にはまり、自宅に帰り着いたのは朝4時過ぎw 最後まで見てから撤収したが、最後まで見ないで20分先に出た別チームは22時半帰宅orz。ほんと大人気のイベントと実感。来年は電車で行ってみようかとも…