撮影マニアックス

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東京駅写真探訪

はてなブログに移行したらレイアウトが変わって立体視できなくなってしまった…(2013/9/7追記)

TVや新聞、ネットで新装なった東京駅の話題が持ちきりなので、ちょいと行ってみた。同じことを考えた人が多いようで、東京駅周辺は大変な混雑だった。まあ、金もそんなにかからんし、手近な行楽って感じなのかもね…


パノラマで見る東京駅
まずはiPhoneアプリPhotoSynth」で撮影した東京駅のパノラマ写真。駅周辺に大群衆が押しかけ、写真を撮りまくっていた現地の雰囲気が伝わるだろうか。サムネイルの下のリンクをクリックすると別サイトに飛び、WindowsやiOS機でパノラマ写真を見ることができる。
青空と赤煉瓦のコントラストが良い感じだった。ちなみに背景の高層ビルがなんとなく目障りな気もするが、これらのビルが東京駅の修理費用を捻出するため、JR東日本が売却した東京駅の空中権を利用して建設されたものなので、復元への必要悪のようなものだと思うしかないんだろうねえ。
ちなみにこの位置から見ると、アムステルダム中央駅に似ているという話を同行者が力説していた。Wikipediaでは否定的な見解が書かれていたが、実際はどうなんだろうねえ。


東京駅駅舎全景パノラマ写真

次は駅内部から撮影したパノラマ写真。ドーム内部の構造や装飾が見える。拡大すると干支をモチーフにしたレリーフもなんとか判別できる感じだ。
ちなみにここも芋を洗うがごとき大混雑。まあ、私もその一員だった訳ですがw


東京駅丸の内北口ドームのパノラマ写真


東京駅丸の内南口ドームのパノラマ写真


立体視で見る東京駅
撮影したカメラはFUJIFILM FinePix REAL F FX-3D W3、立体視は交差法を使用。
交差法の見方について前に書いた記事を引用すると…

ちなみに立体視には左右両眼で左右の画像を見て立体視する「平行法」、そして左右両眼でそれぞれ反対側の画像を見て立体視する「交差法」、さらに赤青セロファンを使うアナグリフなどがある。今回は近視や老眼に効くと言われるw交差法をメインに画像を作成した。ちなみに交差法で画像を立体視する方法はいろいろあるが、私は下記の方法が一番簡単だった。

(1)まず左右画像の境界の前あたりに顔の中心を移動する。

(2)その後、自分の鼻先にペンなどを垂直に立てそこを注視する。

(3)ちょうどその背景に左右の画像を合成した立体画像が現れてくるので、視線をそちらに移動しそちらもちゃんと遠近ありの立体的に見えれば成功。

なお、表示環境によっては画像が縦に配置されてしまい、どうしても立体的に見えない場合もあるかと思うがその場合はご容赦いただきたい。我が家では中古品の21インチ横長モニタを使用しているが、この位のサイズのモニタなら画像は横に2枚並んでくれるハズだ。

  
中央線ホームから眺めた東京駅ドーム。

  
東京駅丸の内北口ドーム内部。目の細かなネットが張ってあるのがお分かりだろうか。

  
東京駅丸の内北口ドーム正面。屋根の銅版がまだまだ新品なので、ちょっとおもちゃっぽい感じも。今回の施工の意図としては時間と風化が駅舎を作ってくれる、ということらしい。

  
東京駅丸の内南口ドーム。

  
駅正面方面を南口方向から眺めたところ。ややパゴタ風の塔があるのが日本風という感じかも。

おまけ

丸の内オアゾのエスカレータから眺めた東京駅ドーム。ヨーロッパの古い煉瓦造りの寺院を、近代的なオフィスビルから眺めているような異国情緒が面白い。


2008年5月に撮影した駅舎丸の内南口。別件で移動中にたまたま撮った一枚で、ダメダメな構図だがご容赦を。改築前の見慣れた屋根の懐かしい風景だ。