撮影マニアックス

天体写真や雷写真がメインのブログ

火力演習で老眼を撃滅せよ!!

ローガン、ローガンですよ!
ということで、ギョガーンとかローガンとか、「ガン」が付くエントリばっか書いているw 最近、左目のローガン、つまり老眼が進んできて困っている。前から近視乱視のコンボで悩んでいたところに老眼が進んで近くもピントが全く合わなくなった。30〜40cm固定焦点のレンズみたいな状況で、どないしたらええんじゃ状態なのであります。
で、嘘か誠かマコトかウソか、立体視が老眼や近視に効くらしい。先日、宝島社のマジカルアイという本を立ち読みしたら、立体画像を見ることで目が良くなります!との謳い文句が目に入った。地獄にホトケとはまさにこのこと。これぞ救いの神なりや、と思い、財布から乏しい生活費を削って買って帰ったワケなのだ。

早速その夜から立体視しまくりんぐ状態。正直なところ立体視の効果は実感出来ていないが、まあ、気持ちなんとなく良くなっているような気がする(これってもしかしてプラシーボ効果?)。ただ、数日も立体視訓練をしているとムック掲載の写真では物足りなくなってきたw で、思い出したのが、昨年、富士総合火力演習を富士フィルムFUJIFILM 3Dカメラ FinePix REAL F FX-3D W1で何枚か立体画像を写したこと。無論、カメラは借り物、もはや我が手元には無いw。つまり我が家にはTVなども含め3D表示用のデバイスが無いため、今まで立体画像は空しく放置されていたというワケだ。ということで今回の老眼レスキュープロジェクトを契機に、左右両眼で見たときに立体視できる画像データに切り出してみた。

ちなみに立体視には左右両眼で左右の画像を見て立体視する「平行法」、そして左右両眼でそれぞれ反対側の画像を見て立体視する「交差法」、さらに赤青セロファンを使うアナグリフなどがある。今回は近視や老眼に効くと言われるw交差法をメインに画像を作成した。ちなみに交差法で画像を立体視する方法はいろいろあるが、私は下記の方法が一番簡単だった。


(1)まず左右画像の境界の前あたりに顔の中心を移動する。

(2)その後、自分の鼻先にペンなどを垂直に立てそこを注視する。

(3)ちょうどその背景に左右の画像を合成した立体画像が現れてくるので、視線をそちらに移動しそちらもちゃんと遠近ありの立体的に見えれば成功。


まあ、詳しい見方などは↓例のマジカルアイを参考にするといいと思う。また富士の立体デジカメは最新機種 FinePix REAL 3D W3 FX-3D W3が先日登場、そちらはHD立体動画も撮れるとのことなので、今買うならこちらがお勧めだろう。


ということで画像は下記より。なお、今年の総火演(予行)の画像はこちら。加えて昨年の画像のため、10式戦車が写っていないのはご愛敬。あと高速連写に向かないカメラなので静止画での発砲シーンは最初っから写していないorz。
なお、表示環境によっては画像が縦に配置されてしまい、どうしても立体的に見えない場合もあるかと思うがその場合はご容赦いただきたい。我が家では中古品の21インチ横長モニタを使用しているが、この位のサイズのモニタなら画像は横に2枚並んでくれるハズだ。

火力演習を交差法で立体視する

  
偵察部隊の展示訓練


 
110ミリ個人携帯対戦車弾


 
音楽隊の行進


  
演習場内を走行する90式戦車


 
演習場内での機動


 
照明弾と90式戦車 ※夜間訓練


 
車両・航空機展示でのOH-1


 
車両・航空機展示での89式装甲戦闘車


 
車両・航空機展示での軽装甲機動車


 
車両・航空機展示での特科火砲群


  
車両・航空機展示でのAH-1S


  
車両・航空機展示でのAH-64Dその1


 
車両・航空機展示でのAH-64Dその2


 
車両・航空機展示でのCH-47


 
車両・航空機展示での74式戦車


  
車両・航空機展示での90式戦車その1


  
車両・航空機展示での90式戦車その2


おまけ 平行法で見てみよう
ということで参考に平行法での画像も掲載。交差法になれるとこちらの方が見えにくく感じるのは私だけですかね…




 
車両・航空機展示でのAH-1S